セアカゴケグモ
元来は熱帯~亜熱帯に分布していたものが、輸入木材などと一緒にまぎれて日本に入ってきたと考えられています。
生息場所は、屋外の建物の隅、道路わきの側溝や蓋の隙間、コンクリートの割れ目などです。
攻撃性はなく、驚かされると死んだふりをするなどおとなしい性質なので、素手で捕まえようとしない限り、咬まれることはほとんどありません。
毒は神経毒で、咬まれると激痛を伴いますが、死亡することは稀です。
万が一さされた場合は、刺された場所を指でつまむか吸って、毒を出します。
ポイズンリムーバーという注射器の針の変わりに吸盤をつけたような毒を吸い出すツールも販売されていますので、一つ用意しておくといいでしょう。
応急処置をした後、必ず急いで病院へ行きましょう。