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アウトドア辞典 ま・・ アーカイブ

2005年07月28日

マナー

みんながいつまでも楽しく快適に過ごすための自然発生的な暗黙のルール
アウトドアではこのなかに自然界への配慮という事が加わります。
マナーを守っていつまでも美しい自然の中でアウトドアを楽しみたいものですね!

マッチ

細い軸木の先端に塩酸カリを主成分(マッチといえばリンのイメージがありますが、実は違います)にした摩擦によって発火する薬剤をつけた火をつける道具。
今はまだ知らない人はいないでしょうね。
最近はアウトドアのみならず、家庭でもお目にかかることは殆どなくなりました。
あと何十年も経つとマッチを知らない時代がきそうですね。
マッチ棒って図形パズルなんかに利用できてそれなりに「使える」代物なんですけどね。

マントル

ランタンの発光体でガスランタン・石油ランタンなどの真中にあってフェラメントの役割をするもの。
衝撃に弱いのでランタンを当てたりすると、マントルが割れてしまうことがあります。
電球などのフィラメントと同様に消耗品なので予備は必ずを用意しておきましょう。
マントルは合成繊維でできており、取り付けたら最初に空焼きをします。
空焼きをしないと機能しません。
明るさは、マントルの大きさ(表面積)に比例します。
マントルのサイズが同じなら2マントルは1マントルの2倍明るいわけです。

焚き火や薪ストーブの燃料。
乾燥していない木は薪には適しませんので、拾い集めるときは気をつけて!
当然、周りに生えている木を切って使うのはダメです。
案外いいのが流木で、表面が湿っていても中の方は乾燥している事が多いです。
木の種類によって火力や火の持ちが異なり、針葉樹は火力が強いです。
建築廃材は燃やすと防腐剤など成分が有害物質に変化、発生する事がありますから注意しましょう。

薪ストーブ

薪を燃料にする暖房器具。
こう書いてしまうと、面白みにかけますから、熱烈な薪ストーブファンとして一言!

薪ストーブは家の中で焚き火が出来る大人の遊び道具です。(笑)
薪ストーブの燃料である薪を集めるには山林でチェンソーを手に木と格闘しなければならないし、斧を振り上げて薪割りもしなきゃいけません。
これはもう100%アウトドアにちがい!!
薪ストーブの包み込むような暖かさと、炎の揺らめきに癒される感覚は、他ではなかなか味わうことが出来ません。
額に汗して集めた薪をストーブにくべるのも感慨深いものです。

薪棚

薪をストックしておくための棚。
薪ストーブユーザーの家庭には必ずといっていいほど自作の薪棚があります。
地域にも因りますが、1シーズンで乾燥薪にして1トンは使います。
1トンの薪を蓄えておく薪棚は2立方メートルは最低必要です。
これを読んだだけで、薪ストーブを維持する大変さがうかがえますね。

マクガイバー

日本でも何度も放送され、ファンの多いアメリカのTVドラマ「冒険野郎クガイバー」の主人公
マクガイバーは科学の知識を駆使して危機から脱出する機転の利く心優しいヒーロー。
このマクガイバーの使う技が見ていて楽しい。
その技が科学的に正しいかどうかは???ですが、サバイバルとかに興味がある方には面白いドラマである事は保証します。

摩擦&摩擦で火をおこす

物体の運動時に、接触している物体からうける抵抗のこと。
手で体などを摩擦する事(こする)によって発生するエネルギーは体を温めるのに役立ちます。(笑)
摩擦によって火を熾すことが出来るのは知っていると思いますが、実際に体験した事は有りますか?
かなり難しくコツや根気、体力にの要る作業ですが、一度は経験してみることをオススメします。
最も単純な方法はきの板を木の棒でこする方法。
良く乾いたオガクズを準備しておいてひたすら棒を板に擦り付けて煙が出だしたらもう少し
擦れた木屑が焦げて赤く火がついたらそれを手のひらに載せたオガクズの中心に落として、それをオガクズで包むようにして手に持って腕をぐるぐるまわす。
うまく行くとパッとオガクズに火が燃え上がります。

まさ土

花崗岩が風化してできる白っぽくてザラザラした土。
水はけが良く園芸で使う場合は堆肥、培養土、腐葉土などと混合して使われます。

マタタビ

日本全国に自生する落葉性のツル植物。名前の由来は、疲れた時に果実食べると「再び旅ができる」との意味であるとか!。
身を塩漬けや果実酒として利用します。
マタタビの果実は、ネコが好むことは良く知られているいますね。
マタタビに含まれるマタタビ酸という物質がネコ科の動物に作用するそうです。
ライオンもゴロゴロになっちゃうそうですが・・・本当かな?

マテガイ

東京湾、瀬戸内、三河湾などの大きな湾の干潟に棲息。
マテガイの穴にに食塩を入て、す~っと上がってくる所をつかむマテガイ獲りはテレビなどで見かけた事もあるでしょうね。
強火で焼いて醤油とお酒を合わせたタレをかけて食べるのが一番美味しいそうですが、少し独特のにおいがあるので気になる方はバーター炒めなどもいいでしょうね。
焼き過ぎると硬くなってしまいます。

マテガイの取り方

1.干潮時に干潟に出かけ、スコップや鍬で砂を軽く取り除く。
2.その表面に出来たやや楕円形(マテガイを上から見た形)の穴に塩を一つまみほど落とし入れます。
3.10秒ほどしてマテガイが顔を出したところを、素早くつかみ、ゆっくり引き抜く。
コツは塩を用意する際に、サラサラの塩を選ぶことと、塩の入れ物!
マテガイの穴に塩を入れやすいように、蜂蜜など液体の甘味料が入っている容器のような口が5mm程度の細さで、容器がやや柔らかくて塩を押し出しやすいもの・・・分かりますか?
こんな容器に塩を入れていくと便利。

穴の中にダイレクトに塩を投入できるのでマテガイの住む穴ならすぐにマテガイが顔を出します。

最初はどの穴がマテガイの穴なのか分かりませんから、片っ端から塩を入れていきましょう。
そのうちに、なんとなく見分けが付くようになります。

まな板

アウトドアでよく忘れるのが「まな板」
まな板を忘れちゃうと、クーラーボックスの上がまな板代わりになったりします。
まな板代わりに常に携帯したいのが牛乳パック。
テーブルの上に広げて使えば充分役に立ちますし、汚れたら燃やせばOK。

マムシ

アウトドアで遭遇する毒をもつ生き物の中でも危険度が高いのがこのマムシ。
日本全国の森林やその周辺の田畑に生息し、全長50cm前後で、胴は褐色で太短く背に銭形斑紋と呼ばれる丸い模様がいくつも見られる毒蛇。
積極的に人を襲うことは有りませんが、不用意に近づいて噛まれる事故がおきています。
インターネットで検索するのなどして、マムシの写真を見てよくおぼえておくといいでしょう。
マムシに咬まれると出血や腫れが起こります。
かまれた場合、死亡する危険もあるので必ずすぐに病院へ行き、適切な治療が必要です。

マメ科植物

マメ科植物は根粒菌と共生して、空気中の窒素を利用(窒素固定)するという優れた機能を持っています。
空中の窒素を利用するということは、栄養(窒素分)の乏しい土地で繁殖するのに適しているという事です。
農業では田んぼでレンゲなどを栽培して、その後、土に鋤き込むことで肥料(窒素分)を補う事が出来ます。
マメ科植物の花は美味しく食べられるものが多く、ニセアカシヤの花などをさっと茹でて食べるととても美味しいです。

マウスピース

楽器などの口の触れる部分の部品の事を指しますが、アウトドアではダイビングの時に用いるレギレーターやシュノーケルの口で噛む部分の事をマウスピースと呼びます。
口に合ったマウスピースを選ぶことは快適なダイビングのために重要で、おろそかに出来ない部分です。
マウスピースが合わないと極端に顎の筋力を使っって疲労したり、痛みが出たりすることがあります。
最近では口の形に合わせてオーダーメイドできるマウスピースもあるようです。

マウス・トゥー・マウス

人工呼吸法の一つで直接口で息を吹き込む方法。
あらゆる年齢層に対して最も使いやすく環境・状況を問わず可能な方法です。

マウス・トゥー・マウスの手順

1.顎をやや上げて気道を確保する。
2.呼吸を確認する。
3.呼吸が感じられなければ呼吸停止と判断し、人工呼吸を開始。
4.最初に連続で2息吹き込む
傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きく開け傷病者の口にぴったりとつけて吹き込みます。
傷病者の胸が軽く膨らむ程度の量をゆっくり(1.5~2秒かけて)吹き入れます。
小児の場合には口と鼻の両方を口で覆うようにして人工呼吸(マウス・トゥ・マウス・アン ド・ノーズ人工呼吸法)をおこないます

5.息を吹き込んだら口を離して自然に息をさせ、傷病者が呼吸を開始したかどうか確認。
6.頸動脈に触れて脈拍の有無を確認する。脈があれば人工呼吸を継続する。脈の無い場合は心臓マッサージを試みる。
7.呼吸が開始しなければ、成人は5秒に1息のペースで、子供は3~4秒に1息のペースで吹き込み続ける。
8.救急車が到着するまで続ける。

マグカップ

取っ手付きコップのこと 。
アウトドアでは落としても壊れなくて、火にかける事もできるステンレスやジュラルミンなどの金属製マグカップが重宝します。

マット

テントの下や寝袋の下にひくことで快適に過ごすためのクッション材。
インフレーターマットやエアーマットなどがある。
快適なアウトドアのためには欠かせませんから、お金と運搬スペースに余裕があれば必ず持っていきましょう。

マミー型

寝袋(シュラフ)の型の一つで名前の由来はミイラのような形をしているため。
人形型とも言います。
人の体に合わせた形状のため保温性が高くダウンなどの高機能な素材を使用しているものが多い。
冬季キャンプや本格的な山岳用としてはマミー型が主流です。 
逆に一般のキャンプやオートキャンプでは封筒型のシュラフが主流です。

マルチツール

ナイフやペンチ、ドライバーなどを一つにまとめて携帯できるようにした多機能ツール。
個人的な意見では・・・
あまり小さくコンパクトに作られているものは使えません! アクセサリーと考えましょう。

前合わせ(フラップ)

防寒具や雨具などのフロントジッパーを上から覆うように付いていて、マジックテープなどで留めるように出来ている部分。
正面からの雨や風、垂れてきた水をジッパーから侵入するのを防ぐものでフラップとも呼ばれます。

マルチフューエル

何種類もの燃料を使用することができる燃焼器具。
ホワイトガソリン、自動車用ガソリン、灯油、軽油、などを使用できるが、高価になるため一般にはあまり使用されない。

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